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「歎異抄をひらく」がベストセラーではあるが日本の仏教が苦手な私

今「歎異抄をひらく」というのが

売れているそうですね。

歎異抄(たんにしょう)」。

「たにいしょう」ではないんですね。

なんで「たんに」なのよ^^;

 

で、親鸞(しんらん)の書といわれていますね。

 

親鸞

浄土真宗の祖ですね。

鎌倉時代の僧侶です。

 

親鸞って、どんなおっさんなの?」というのを知りたいならば、

動画で見た方が早いですね。

 

知ってるつもり?!スペシャル 親鸞

 

ちと長いですね^^;

 

 

で、浄土系の宗教はたくさんあります。

で、日本の伝統仏教は「十三宗派」と言われていて、

13の宗派があります。

 

で、浄土系の伝統宗教は、

・浄土宗・・・法然/念仏を唱え続ける。

浄土真宗・・・親鸞/念仏を唱え続ける。徹底した他力で戒律とかも無い。

融通念仏宗・・・良忍/念仏を唱え続ける。共生を大事にする。

時宗・・・一遍/踊り念仏。ダンスしながら念仏を唱え続ける。

この4種類です。

で、どれも「阿弥陀如来」に基づいています。

 

 

で、親鸞浄土真宗は型破り。

倫理やモラルはとやかく言いません。

 

なので「悪人正機(あくにんしょうき)」を説くわけですね。

「悪いヤツほど救われる」という教えです。

ちょっとあぶねー。

 

ま、これも妄想的な教えなんですけどね。

てか、鎌倉時代という暗黒な時代だったが故に、

こういう型破りな教えが出てきているんですよね。

 

こうした「時代背景」を踏まえて読みませんと、

この手の宗教は「ザッツ☆勘違い」します。

 

 

で、浄土真宗も「暗黒鎌倉時代」に登場した仏教なんですね。

鎌倉時代から室町時代にかけて、日本は「超暗黒時代」。

 

そもそも平均寿命が15才~34才の時代です。

これホント。

www.yomiuri.co.jp

鎌倉時代は、弥生時代よりも寿命が短かったんですね。

サバイバルな時代。

生きるためには、非道を犯さざるを得ない時代でもあったわけです。

 

まさに暗黒時代。

 それが「鎌倉時代」。

ブラック過ぎる、暗く、重たい、地獄の時代です。

 

そんな希望も無い地獄の時代。

罪を重ねざるを得ない時代には、

親鸞のようなぶっ飛んだ宗教こそが、むしろ救いになるわけですね。

 

やむを得なかったわけです。

ある意味、低次元な宗教なわけです。

しかし、低次元な教えだからこそ、

当時の人達には響き、救いになったわけですね。

 

で、こういう宗教を、現代でもそのままありがたがるのは

やっぱり問題があるんです。

精神的に有害になることもあります。

 

いえね、これは鎌倉時代の宗教に限らず、

2500年前の原始仏教もそうです。

2000年前のキリスト教もそう。

当時の時代を踏まえて、何故、こういう教えが出来たのか、

その後の体系化の歴史などを踏まえて読みませんと、

宗教書は危険が多いんですね。

 

こうしたことを踏まえても、鎌倉時代の宗教に惹かれたり、

親鸞歎異抄に惹かれるのは、

おそらく過去世において、鎌倉時代に生きていたとか、

過去世のどこかで親鸞歎異抄と縁が深かったからだと思いますね。

現代の感性からすれば、ちょっと違和感があるからです。

 

で、宗教を理解する上では、時代背景を読み解くことは

すっごく大切なんですね。

 

 

で、「歎異抄をひらく」。

売れているみたいですね。

 

 

わたくしの場合は、「歎異抄」と聞いてもサッパリなんです。

なーんとも思わない。

取るに足らない書にしか感じられないんです。

言っちゃなんですけどね。

 

そもそも、見性などの宗教体験に基づいていませんからね。

親鸞は、夢の中に聖徳太子が出てきた云々という

夢のお告げの体験もありますが、

これはアストラル界の体験で、見性ではありませんからね。

 

で、歎異抄は、観念で書いた本なんですね。

宗教的な体験に基づいていません。

アタマでこしらえた本です。

この手の観念書は、厳密な意味では、

宗教性を高めることはできません。

知識としての宗教ですね。

 

 

しかし親鸞に限らず、わたしゃ日本の仏教は、やっぱり苦手ですね。

そもそもまったくピンと来ません。

 

でも、いろいろと知っていますけどね^^;

でも、日本の仏教は苦手です。

 

 あの重く、真っ黒な感じがダメなんですね。

お寺へ行くと、暗く、重たい感じがします。

なーんか、モワーンとして、気分が悪くなります。

あと悲しい。

 

魔界の宗教じゃないかと思うくらい。

実際、日本の仏教は、低層アストラル界の迷える宗教なんですね。

 

で、日本の十三宗派のほとんどが、

日本の歴史上でも、最も暗黒な時代だった

鎌倉時代に誕生しているわけです。

暗黒時代の宗教は、そもそも現代の感覚に合いません。

 

でも、最近のお坊さんの中には、

職業と割り切って、のほほーんとされている方もいます。

で、そういうお気楽系のお坊さんは、いいんですね^^

お友達にもいますし。

 

 

と、ちょっと酷評になってしまいますが、

つくづく、わたしゃ神道系な人間なんだなあ
と思います。

 

日本はいい国です。

が、日本の仏教はダメだと思いますね。

 

日本は、神さまに根ざしています。

明るく、はつらつとした輝く様。

 

日本には、神さま系がふさわしいんですね。

実は。