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ドビュッシー「月の光」〜幻想的で天界的な響きのピアノ曲

わたしゃ、今度、人間として生まれてくるなら、
もう少し普通であるとか、
異端であっても苦労しない生涯を送りたいですね^^

もっとも、この地球、日本での人間界の有り様とは別に、
亡くなった後は、天界へ往き、そこでは充実した時間を過ごすであろうと
感じていますので、別段、この人間界での生涯に、
トラウマがあるとか、悔恨があるというわけではないんですが、
やっぱり、人間界というのは、物質的な拘束のある世界だなあ、と思います。

人間界は、物資的な世界ですので、
この原理原則に従って生きたほうが、楽なんです。

で、物質的なものを軸にして生きるのも、これはこれで一つの生き方であるなあ、
ということが、この年になって腑に落ちたものがあります。


結局、物語、ストーリーですからね。
どんな物語、ストーリーであっても、その認識を超越することが、
もっとも大切。
それと、「悟り」といっていますけどね。

お金持ちに生きようとも、精神的に生きようとも、
大局的に見れば、そう大して変わりはない。

好みの問題です。
どう生きるかは、好み、カルマの問題。


ただし、天界では、精神的に美しく生きている人のほうが、
格段にハッピーであり、充実するのは確かです。

なので、わたくしは、完全な悟りが無ければ、
死後、天界へ往きます。

そこで何千年、数万年、何億年という長い時間感覚の間、
幸福を享受する生活をするだろうな、という予感があったりします。



が、人生の物語を巻き戻すと、
20代の頃、ちょっとした妄想を抱いていたものです。

中村由利子さんの、この曲が、そんな妄想を思い出させます。


20代の頃、もし娘ができたら、ピアノを習わせようなんて思っていましてね^^;
ええ、そんな夢とゆーか、妄想。

で、娘に、ドビュッシーの「月の光」を弾いてもらおう、
なんて思っていたものです。
わたしゃ、ピアノが弾けませんのでね。



Clair de Lune - Debussy


うーん、今は便利な時代^^;
こんな動画のイメージですね。

ピアノのお稽古発表会とか、
リビングや書斎で「月の光」を演奏だなんて、いいですなあ^^

下の動画なんか、すごくいいですね。
生活空間の中で奏でる「月の光」。
いいですなあ^^


が、その夢は、かなうことなく、今に至っています。

で、まあ、これも、ムシのいい妄想です^^;
そもそも、親のエゴを、子どもに押しつけると、ロクなことがありません。
子どもは、一人の独立した人間(魂)としてみないと、
かえってねじ曲がってしまうんじゃないかと思いますね。


が、ま、そんな妄想を抱いていたわけですが、
普通の生活をしていれば、それはそれで
「退屈だ、もっと風変わりな生き方をしたい」
なんつーこと言っていたと思いますね^^;

ま、大体、そんなもんです^^;


と、そんなことを思いますが、20代の頃、「月の光を娘に弾かせたい」
なんてゆー夢を抱いていたものですが、
そうそう、「月の光」といえば、
冨田勲さんのアレンジですね。

冨田勲 「月の光」  Isao Tomita / "Clair de Lune"

なんとも幻想的な響きなこと。

ピアノ曲の「月の光」は、エンディングが
ちょっとしんみりしているんですよね。
「フィナーレ」といった感じ。

冨田さんのは、最後まで幻想的。

冨田さんの「月の光」は、サウンドは古いのですが、
そのコンセプトや、思い入れは、今でも伝わってきます。


幻想的な音楽。
思考も感情も幻想。