冨田勲「青い地球は誰のもの」に聴くピュアな素直さ
青い地球は誰のもの
ようつべ先生で、たまたま見つけた懐かしい動画。
「青い地球は誰のもの」。
なんと、冨田勲先生の作品。
しかし。
結構、ストレートで、小っ恥ずかしいですな^^;
あいやー、この手の音楽って、どこか「党首様、万歳!」といった、
全体主義国家を彷彿とさせる、
ちとヤバめな素直さを感じさせましょうか^^;
っと、こういう受け止め方は、ひねくれトンボなのかもしれませんが、
いやはや、さすがに、あからさま過ぎて、チト、恥ずかしい気もします。
でも、ちょー素直で、子どものピュアな気持ちが、
まんまストレートに出ているといえば、出ていますね。
で、こういう作品を作っていた冨田先生って、
やっぱりメルヘンな方だったと思います。
が、一方では、こうした勇壮で華麗なる音楽も作っているわけですね。
Tomita Isao - Jungle Emperor Leo
「ジャングル大帝」です。
この曲は、ラベルの「ダフニストクロエ」の影響もあるかな、
なんて思ったりもしています。
M.ラヴェル/ ダフニスとクロエ 第2組曲 1. 夜明け
ジャングル大大帝と、どっかカブるんですよね^^;
私的には。
冨田勲さんは、先年、お亡くなりになりましたが、
とっても紳士な方でしてね。
講演会には3回、行ったものです。
で、一度は、お会いして、言葉をかわしたこともあります^^
今となっては、貴重な体験。
冨田勲さんは、天人の生まれ変わりだったと思いますね。
たぶん、三十三天じゃないかと思います。
上品で、紳士ですのでね。
四天王界の生まれ変わりだと、下世話なところが出てきそうですが、
上位の天界になると、やはり、品位、モラル、エレガントさが、
際だってきますからね。
そんな冨田勲さんの大ファンだったものですが、
音楽は、上品、優雅なエッセンスを感じさせる音楽は、いいですね。