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ドビュッシー 版画「雨の庭」を年齢別に演奏している動画を集めてみた

ドビュッシー 「版画」より「雨の庭」。
このピアノ曲は、過去に何度も紹介してきた、
私のブログではお馴染みの曲です。

ドビュッシー/版画 3.雨の庭/演奏:金田真理子


ピアノ曲としても難易度が高い曲です。
が、「雨の庭」はロックな曲なんですよね。
ええ。
ロックンロール魂を宿した曲です。

暗い怨念を秘め、妖怪退散・悪霊消滅を祈祷するかのような、
そんな法華修験行者の太鼓の音が聞こえてきそうな、
妖怪(あやかし)の音楽だったりします。

ドビュッシーが得意としていた「気」の世界。
「雨の庭」は、アストラル界を見事に音楽にした怪奇音楽でもあります。

不気味。
魑魅魍魎が跋扈(ばっこ)するかのような怪しげな響きを、
ヒタヒタと奏でながらも、難易度の高いピアノ曲だったりします。


そんな妖怪変化な「雨の庭」。
なんと、このアストラル界ミュージックを、
10才から演奏しているお子さんもいらっしゃるんですね。

いやあ、驚きです。
ピアノ曲としては難易度が高いですので、
ピアノの技巧レベルをアップする目的で演奏されているのかもしれませんね。

で、そんな年齢別に演奏している「雨の庭」をご紹介。
「雨の庭」に宿されている意識エネルギーを思いますと、
なかなかチャレンジャーです。



10才 Debussy "Jardins sous la pluie" from Estampes
played by Sonosuke Takao


こちらは10才の男の子の演奏です。
すごいですね^^

10才で、「雨の庭」を弾いています。
この難曲を弾いているのが驚きです。

将来、もっとお上手になるんでしょうね。
期待しちゃいます^^



12才 C.Debussy - Estampes III. Jardins Sous La Pluie


こちらは12才の女の子。
こ、これはおったまげた。

ほとんどノーミスですし、しっかりと演奏できています。
ごいすー。

12才で、難局「雨の庭」を弾くとは。

あとは、タッチの強弱がきちんとできるようになったり、
抑揚がダイナミックにできると、もうプロですね。

しかし、驚きましたなあ。
すごいです。



15才 ドビュッシー 「版画」より雨の庭


こちらは15才の方の演奏。
成長とともに手が大きくなってきているのは、
演奏を聴いていてもわかりますね。

ダイナミックさが出てきています。

しかし、こうして聞いていますと、「雨の庭」ってやっぱりロックだよなあ^^;
ロック。
ロックンロールです^^;



17才 2012ピティナ全国決勝 F級金賞/中井賢斗


こちらは17才の演奏です。
おお。
お上手ですね。

やはり年齢とともに上手になってくるのがわかります。

雨に庭は、高速の旋律が終始続く中、
一音、一音に、メリハリのあるダイナミックな抑揚を付けながらも、
正確に弾きこなす技量は要求されますので、ムズイんですよね。

肉体的な錬磨も必要でしょうね。
が、年齢とともに、上手になっていくのが「雨に庭」なんでしょう。



18才? ドビュッシー 版画より「雨の庭」 Debussy Estanpes


こちらは高校生と思しき方の演奏です。



ピアノ演奏「版画より『雨の庭』/ドビュッシー


こちらは大人の方ですね。
ピアノ講師をされているようです。

「雨の庭」は難易度が高いんですね。
プロでも難しい曲なのがわかります。



そういうわけでして、年齢別の「雨の庭」でした。
難しい曲ということですが、いえいえ、皆さん、お上手ですね。

「雨の庭」はロックしています。
結構エグイ曲でもあるんですけどね^^;
でも、なんかいいんですよね。