キース・ジャレットの演奏に聴く美しさと危ういもろさ〜The Melody at Night, with You
今や、アマゾンや楽天などのネット通販が席巻していますが、
それでも、個人が運営している味のあるショッピングサイトはいいものです。
こちらのCDショップは、癒やし系の音楽を、
店主のセンスで選んでいます。
◎雨と休日オンラインショップ
http://shop.ameto.biz/
で、店主がチョイスするセンスが、良かったりします。
店主が、一枚一枚のCDを聞いて、売るCDを選んでいます。
http://shop.ameto.biz/?mode=f2
うーん、味わいがありますね。
こういう味わいのあるお店や、
オンラインショップっていいもんです。
で、「雨と休日」にあったお勧めアルバム。
キースジャレットの「The Melody at Night, with You」
Keith Jarrett / The Melody at Night, with You
http://shop.ameto.biz/?pid=13088979
キース・ジャレットって、神経質でキレやすく、
機嫌が悪くなったり虫の居所が悪いと、
コンサート中でも、途中で止めてしまう、超ワガママな人だったりします。
わたしゃ、そんなキース・ジャレットって、好かないなあ、
と、ずっと思っていました。
ところが、「雨と休日」でお勧めアルバムとして、
「The Melody at Night, with You」が上がっていて、
なんとなく、興味を持ったものです。
で、興味を持って「Someone To Watch over Me」を聞いてみたものです。
Someone To Watch over Me : Keith Jarrett
うん、確かに美しい。
で、癒やし系だ。
ただ、やっぱりガラスのような繊細さがあって、怖さを感じるかな。
それに硬い。
神経質。
壊れやすいガラスを、緊張感タップリに、硬く叩いている感じ。
これは「怖い」。
ビル・エヴァンスと同じです。
どこか危ういもろさを感じさせます。
で、キース・ジャレットって、心因性の病とか、大丈夫かな、
と、ふっと思います。
で、気になって「キース・ジャレット 病気」で検索すると、
ああ、やっぱりそうだったのかあ、と。
「慢性疲労症候群」。
この病気になっていたといいます。
心因性の病ですね。
やっぱりなあ。
ビル・エヴァンスと同じ系列だ。
で、「雨と休日」のレビューを、よく見ると、ちゃんと書いてありましたね。
キース・ジャレットは、美しく奏でるのですが、
やっぱり危うさを感じさせます。
有名な「ダニー・ボーイ」の演奏でもそうです。
Keith Jarrett - Danny Boy
やっぱり「硬い」。
緊張感がみなぎっています。
でありながら、ガラスのよう。
怖いですね^^;
ジャズは、テンション・ノートの入れ方に、実に「美しい不安定さ」があります。
その不安定さは、現実世界を表しているかのようなんですね。
で、コード一つ一つの響きは不安定なのですが、
コードが連続すると、奇妙な美しさが出てきます。
しかし、不安定であるが故に、正確無比に演奏するのではなく、
陽気に、おおらかに、楽しく演奏するのが、
これまたジャズの味わいだったりします。
この「ごった煮の清濁併せ呑む」鷹揚さ。
まるで、現実世界に生きる人間の処世術を示すような味わい。
これが、ジャズの醍醐味でもあります^^;
ところが、キース・ジャレットは、この逆。
正確に弾き、陰気で、緊張感バリバリで、神経質。
私には、病的にしか聞こえないのですが、
これがキース・ジャレットの味なのかもしれませんね。
緊張感がありますので、どこか居心地の悪さを感じさせます。
たとえていえば、疲れ切ってストレスMAXなのに、
無理して笑顔を作って、ひきつっているかのような^^;
キース・ジャレットの演奏を聴いていると、どこか無理の上に無理を重ねて
疲れ切っている現代人を感じさせます。
うん、そうだ。
ユンケル皇帝液のCMのBGMに使うといいかもしれない^^;
そこまで頑張りすぎなくたっていいんじゃないの(´・ω・`)
なんか、そんな声をかけたくなる、ガンバリズムが、
キース・ジャレットの演奏にはあります。
音楽の作品には、その境涯があります。
で、その境涯は、ちゃんと作風に出ていたりします。
キース・ジャレットの演奏にも、それが出ています。
おもしろいものですね。
それでも、個人が運営している味のあるショッピングサイトはいいものです。
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店主のセンスで選んでいます。
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で、店主がチョイスするセンスが、良かったりします。
店主が、一枚一枚のCDを聞いて、売るCDを選んでいます。
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うーん、味わいがありますね。
こういう味わいのあるお店や、
オンラインショップっていいもんです。
で、「雨と休日」にあったお勧めアルバム。
キースジャレットの「The Melody at Night, with You」
Keith Jarrett / The Melody at Night, with You
http://shop.ameto.biz/?pid=13088979
キース・ジャレットって、神経質でキレやすく、
機嫌が悪くなったり虫の居所が悪いと、
コンサート中でも、途中で止めてしまう、超ワガママな人だったりします。
わたしゃ、そんなキース・ジャレットって、好かないなあ、
と、ずっと思っていました。
ところが、「雨と休日」でお勧めアルバムとして、
「The Melody at Night, with You」が上がっていて、
なんとなく、興味を持ったものです。
で、興味を持って「Someone To Watch over Me」を聞いてみたものです。
Someone To Watch over Me : Keith Jarrett
うん、確かに美しい。
で、癒やし系だ。
ただ、やっぱりガラスのような繊細さがあって、怖さを感じるかな。
それに硬い。
神経質。
壊れやすいガラスを、緊張感タップリに、硬く叩いている感じ。
これは「怖い」。
ビル・エヴァンスと同じです。
どこか危ういもろさを感じさせます。
で、キース・ジャレットって、心因性の病とか、大丈夫かな、
と、ふっと思います。
で、気になって「キース・ジャレット 病気」で検索すると、
ああ、やっぱりそうだったのかあ、と。
「慢性疲労症候群」。
この病気になっていたといいます。
心因性の病ですね。
やっぱりなあ。
ビル・エヴァンスと同じ系列だ。
で、「雨と休日」のレビューを、よく見ると、ちゃんと書いてありましたね。
キース・ジャレットは、美しく奏でるのですが、
やっぱり危うさを感じさせます。
有名な「ダニー・ボーイ」の演奏でもそうです。
Keith Jarrett - Danny Boy
やっぱり「硬い」。
緊張感がみなぎっています。
でありながら、ガラスのよう。
怖いですね^^;
ジャズは、テンション・ノートの入れ方に、実に「美しい不安定さ」があります。
その不安定さは、現実世界を表しているかのようなんですね。
で、コード一つ一つの響きは不安定なのですが、
コードが連続すると、奇妙な美しさが出てきます。
しかし、不安定であるが故に、正確無比に演奏するのではなく、
陽気に、おおらかに、楽しく演奏するのが、
これまたジャズの味わいだったりします。
この「ごった煮の清濁併せ呑む」鷹揚さ。
まるで、現実世界に生きる人間の処世術を示すような味わい。
これが、ジャズの醍醐味でもあります^^;
ところが、キース・ジャレットは、この逆。
正確に弾き、陰気で、緊張感バリバリで、神経質。
私には、病的にしか聞こえないのですが、
これがキース・ジャレットの味なのかもしれませんね。
緊張感がありますので、どこか居心地の悪さを感じさせます。
たとえていえば、疲れ切ってストレスMAXなのに、
無理して笑顔を作って、ひきつっているかのような^^;
キース・ジャレットの演奏を聴いていると、どこか無理の上に無理を重ねて
疲れ切っている現代人を感じさせます。
うん、そうだ。
ユンケル皇帝液のCMのBGMに使うといいかもしれない^^;
そこまで頑張りすぎなくたっていいんじゃないの(´・ω・`)
なんか、そんな声をかけたくなる、ガンバリズムが、
キース・ジャレットの演奏にはあります。
音楽の作品には、その境涯があります。
で、その境涯は、ちゃんと作風に出ていたりします。
キース・ジャレットの演奏にも、それが出ています。
おもしろいものですね。