ゆるぼさラウンジ

お気楽ごくらくラウンジ

感動した二人

しかし連続して感動しています。
一人は、見性した別府慎剛さん。
「無師独悟」です。



この方、「暗夜」という苦悩の時期を、
どうやら15年くらいさ迷った感じです。

15年。

その15年も、鈴木大拙の禅を指南として、
熱心に取り組んだご様子です。

15年、熱心に取り組み、15年の「暗夜」。

普通、持ちませんね。
「暗夜」が15年続けば、本当の精神病になってしまうんじゃないんでしょうか。

「自己観察」と「思索」「読書」による追求は、
マインドが最大限レベルまで活性します。

マインドは、苦悩と地獄を現前させます。
それを最大限にフル活用していますので、
同じ「暗夜」でも、暗黒と地獄の状態になります。

これが15年続くとなると、耐えがたいはずです。
発狂寸前だったのではないかと思います。

しかし、見性。
その長い「暗夜」に終止符を打つことができた、と。

よかったですね。
本当によかった。



あと、昨日知ったフジコ・へミングさん。
こちらも壮絶な人生。



29才〜67才までの約40年間が不遇の時代。
40年・・・。

腐ってもいいくらいなのですが、
ピアノへの情熱と神への信仰が支えとなって、
自暴自棄にならなかった様子です。

こちらも、ため息が出ますね。


そんなフジコさんの映画が、昨年の12月に公開されていたんですね。
知りませんでした。

フジコ・へミングの時間 DVD & BD SPOT


いやあ、これはDVDを借りて見てみよう。

フジコ・へミングさんの人生と生き様を知ると泣けてきます。
が、どうも変わった人のようですね^^;


ちなみに、あの感動の「月の光」は、
フジコ・ヘミング ソロ・コンサート~東京・小金井 宮地楽器ホール~」
に収録されていることがわかりました。



すげーよな。
これは購入するとかして、所有するに値します。



それにしても、胸を打ちますなあ。
別府慎剛さんも、フジコ・へミングさんも、
どちらも何か胸を打つものがあります。

どこか自分と重ねてしまうものがあるのも事実。

うまく言葉が出てきませんね。
てか、言葉にしたくないような。

ただ、じーんと響いている。


まさか2日連続して、感動的な人を知り得るとは。
ものすごく大きなインパクト。
揺さぶられます。

すごい。
二人とも、すごい。

言いようのない感動やら感銘を受け、
何か共鳴するかのように、魂が揺さぶられています。