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新宗教の寿命 伸びる教団 縮む教団

10月の初旬に出た「週刊ダイヤモンド
2018年 10/13号が面白かったですね。



新宗教の寿命 伸びる教団 縮む教団」というものです。
おもしろい。


そもそも新宗教は、1990年代から比べて、信者が激減。
創価学会立正佼成会幸福の科学霊友会などなど、
昭和の時代に君臨してきた大教団が、軒並み信者を減らしています。

しかも、世界救世教立正佼成会、PL教団、生長の家などではお家騒動。
内紛が起きていて、分裂になるか状態。

そんなドタバタの中、唯一、伸びているのが「真如苑」。
その理由も分析しています。

うーん、これは面白い^^;


で、真如苑が何故、伸びているのかは、
私としては、この週刊ダイヤモンドとは違う見解を持っています。

ズバリ、真如苑は「お上品なスピリチュアル教団だから」です。
ここは、元々、お金持ちや育ちの良い上品な人達が信者になって
大きくなった教団です。

開祖の伊藤真乗が、そもそも飛行機を設計していたという、
わりと上流階級的な人だったわけですね。

で、教祖に共鳴するかのように、真如苑は、最初から、
わりとお金持ちで上品な人達が集まったわけです。

で、深刻な人生の問題というよりは、スピリチュアルに興味を持って、
わりと温和にやってきた歴史があるわけですね。


で、そうした「品の良さ」が、この教団のカラーになっています。
なので、それに安心感を憶えて、入りやすくなっているのだと思います。
「今の時代に合っている」というわけですね。

たぶん、これが本当の理由だと思います。
こうしたカラーが下地にあって、
で、その上に、信者離れをさせない仕組みがあって、
これが功を奏している。

上品な雰囲気と下地があるお陰で、
宗教団体の本質である、
 ・幸福への期待と脅し、アメとムチ、馬ニンジン作戦
 ・◎◎すれば幸せになれます
 ・信仰をすれば不幸になりません、不幸の因縁が切れます
こういうのが上手く機能しているんだと思いますね。


一方、創価学会幸福の科学とかは攻撃的で野蛮です^^;
てか、怖いですよ^^;
立正佼成会も温和とは言われていますが、庶民路線でどうも品が無い。

大抵の新宗教は、庶民的であるが故に、多くの信者獲得に成功もしてきた反面、
野卑で俗物性が強く、こうした俗なカラーは、今の時代では嫌われます。

その点、真如苑は、お上品なところがありますので、
今の時代はウケているんだと思いますね。

って、なんか真如苑をヨイショしているかのように思われるかもしれませんが、
私は、この教団とは、何も関係がありませねんからね^^;
ただ、新宗教分析として書いているだけです。


真如苑は、その品のある雰囲気が、今の時代にマッチしているんだと思います。
が、本質は、やっぱり宗教団体ですからね。
怖いところがあります。
開祖の伊藤真乗を聖者化したり、特有のドグマもあるでしょう。

宗教団体は、良いところがあるのは事実ですし、
人によっては有益になっている場合もあります。

でも、やっぱり宗教団体は諸刃の剣かなあ。

そもそも宗教団体もそうですが、いかなる団体であっても、
ハマりこんでしまうと、抜けることが容易でなくなります。

団体は、これが厄介。
てか、一番、厄介なのは、人間関係のしがらみなどから
抜けられなくなることです。


しかし、宗教団体は、その厳粛な雰囲気のある儀式やセレモニーは、
人の霊性を刺激し、エネルギー的に開花させることもあり得ます。

奇妙なことに、こうした宗教団体にいた人の中には、
教団を辞めた後に、見性体験をしたり、
霊能力やヒーリング能力が出ていている人もいます。

おそらく、曲がりながらも自戒を行い続け、利他の実践を繰り返してきたこと、
また、その教団の持つ神的な霊的磁場が、
自己を超越する方向に作用していたんだと思います。

しかし教団に属していると、教祖を絶対視するなど、
その教団のドグマに支配され、歪んだ状態と洗脳下にあります。
この状態は、まさにエゴの状態。

エゴの世界にガッツィリ束縛されているため、
高次元への開眼は実質、不可能になります。
封印された状態です。


ところが、皮肉なことに、教団を離れることで、
霊性が開花している人が意外といます。

有名なところでは、OSHO。
OSHOは、10代の頃、タントラ系の宗教団体に
属していたという話しがあります。

合気道の植芝守平は、大本教にいましたからね。

現代の七不思議なのかもしれません。

といいますか、その教団なりのメリットを享受したものの、
卒業を迎え、超越した現象として、
高次の状態に開眼していくのかもしれませんね。









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